サイトトップ住総研図書室蔵書の紹介

蔵書の紹介

住総研図書室では、住宅に関する図書だけでなく、関連機関の研究報告集や論文集、民俗学・社会学分野の資料、復刻版史料、学位論文なども収集しています。そのうち、特色のあるものをいくつか紹介します。

◇ 研究報告書・論文集

◇ 復刻版図書

◇ 学位論文

研究報告書・論文集

□ 住宅産業シリーズ

  • 編集・出版者:(財)住宅産業情報サービス
  • 所蔵:No.91(1976年4月)〜No.397(1997年3月)

□ 調査研究リポート

  • 編集・出版者:(財)日本住宅総合センター
  • 所蔵:No.79002(1980年10月)〜
  • URL http://www.hrf.or.jp/

□ 住宅・土地問題研究論文集

  • 編集・出版者:(財)日本住宅総合センター
  • 所蔵:No.1(1982年4月)〜
  • URL http://www.hrf.or.jp/

□ 住文化調査研究報告書

  • 編集・出版者:住文化研究協議会
  • 所蔵:昭和63年度版(1989年6月)〜

□ 長寿社会研究所 調査報告書

  • 編集・出版者:公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構(旧:(財)兵庫県ヒューマンケア研究機構)
  • 所蔵:1992年3月〜
  • URL http://www.hemri21.jp/index.html

□ 調査研究報告書

  • 編集・出版者:(財)ハウジングアンドコミュニティ財団
  • 所蔵:1994年3月〜
  • URL http://www.hc-zaidan.or.jp/

□ 調査研究報告書

  • 編集・出版者:(財)第一住宅建設協会
  • 所蔵:昭和59年度(1984年12月)〜

□ 調査研究期報

  • 編集・出版者:UR都市機構 技術研究所(旧:都市再生機構 都市住宅技術研究所)
  • 所蔵:No.2(1962年)〜No.139 *No.1,3〜4,6〜8,12,15〜18,24,25,47〜50,128は欠号
  • URL http://www.ur-net.go.jp/rd/

□ 学術講演梗概集

□ 都市計画論文集

□ 清水建設研究報告

  • 編集・出版者:清水建設技術研究所
  • 所蔵:No.53(1991年)〜

□ 三井建設技術研究報告

  • 編集・出版者:三井建設技術研究所
  • 所蔵:No.14(1991年)〜

□ 技術年報(五洋建設技術研究所年報)

  • 編集:五洋建設技術研究所 年報編集委員会
  • 出版者:五洋建設技術研究所
  • 所蔵:No.27(1997年)〜

□ 大林組技術研究年報

  • 編集:大林組技術研究所
  • 出版者:大林組東京本社
  • 所蔵:No.40(1990年)〜

□ 竹中技術研究報告

  • 編集:竹中工務店技術研究所
  • 出版者:竹中工務店
  • 所蔵:No.48(1993年)〜

□ 大成建設技術センター報

  • 編集:大成建設技術研究所報委員会
  • 出版者:大成建設技術研究所
  • 所蔵:No.26(1993年)〜

このページのトップへ

復刻版図書

□ 同潤会基礎資料

  • 編集:同潤會
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:1996年
  • 所蔵:全9巻

『同潤会基礎資料 第1巻』「解説 1 はじめに」より引用
「さて、この同潤会は後述するように、新しい都市型住宅として鉄筋コンクリート造による集合住宅を建設する一方で、居住者調査に代表されるさまざまな調査も同時に展開している。いわば、新しい事業の実践者であると同時にその試みの意味を自ら検証しようとする側面も同時に備えていたのである。今回収録したもののうち同潤会『事業報告』は、自らの実践の報告である。それに対し『共同住宅居住者生活調査』は、自ら計画・実践した住宅の居住者の調査報告である。それは、いわば、同潤会の持つ実践者と調査者という両面をよく示す資料を収録しているといえるのである。
さて、この『事業報告』に関していえば、この大正十三年五月に創設された同潤会の各年度の事業報告書である。従来、同潤会の概要を知る上で欠かせない基礎資料としては同潤会自らの手で編集発行された『同潤会十年史』と、同潤会の理事であった宮澤小五郎による『同潤会十八年史』がある。これらの二冊の編集の際に用いられた基礎データが、この『事業報告』と考えられる。データは利用、編集されるたびにさまざまな価値観に基づき、組み立てられる場合が多い。その意味では、あまりフィルターを通していない原点に近いものがより貴重なものとなる。かといって、原石そのものは、加工するのに手間暇が取られ専門家以外には取っつき難い面がある。その点、今回の『事業報告』は当事者の手になるものの、きわめて原石に近いもので、かつ、整理された資料といえるであろう。
一方、『共同住宅居住者生活調査』は、既に述べたように調査者としての同潤会による昭和初期のわが国都市生活者の生活状況を詳細に調べあげたデータといえる。これは、自ら実践した「不良住宅事業」の成果を検証する目的で行われたもので、同潤会という組織の性格を知るうえでも貴重なデータである。」

このページのトップへ

□ 同潤會基礎資料II

  • 編集:同潤會
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:1998年
  • 所蔵:全10巻

『同潤会基礎資料資料II』「第1巻 解題 はじめに−今回の集録基準について」から引用
「さて、このような膨大な資料を、今回は以下の四つに大別して収録している。
1.業績関係資料
2.木造住宅関連資料
3.生計調査関連資料
4.文献調査関連資料
1.の「業績関係資料」とは、同潤会の全体像を把握するための基礎資料となるものである。そのため、基本的には通時的に同潤会の動向を記しているもの、同潤会の手になるいろいろな事業の報告書的体裁をとるもの、を指している。今回は先の(a)・(b)の両グループとその存在が知られている継続的刊行物から、前回収録した『事業報告』と不良住宅地区改良事業を除いた業績関連の資料に分類されると考えられる『同潤會會報』『事業概況』『同潤會十年史』『同潤會同潤啓成社事業要覽』『同潤會同潤啓成社事業要覽昭和二年六月』『假住宅事業報告』『時局と住宅』『同潤會と其の事業』『同潤會經營住宅の業績』を収録することにした。
2の「木造住宅関連資料」とは、同潤会の行った中流層ならびに職工向け木造住宅事業に関する資料を指している。今回は、具体的な同潤会の建設した住宅に関する直接的な資料とともに、事業の意味を一般に換気させるために行った設計競技や実態調査などを収録している。具体的には、『同潤會懸賞圖案集 五室以内の新住宅設計』『同潤會懸賞設計圖案集 新しい簡易小住宅』『工場勞務者の居住事情』『勞務者住宅建設指針』『工場員向小住宅實例圖集』である。なお、木造住宅関連資料としては、『假住宅事業報告』も木造住宅の建設事業であるが、事業報告であることから1に分類して扱った。また、東北の農村住宅に関する設計競技に関する資料もあるが、都市関連資料という枠組みからはずれることから今回は見送った。また、住宅関連の資料としては、『小住宅附帯設備管見』『小住宅厨房の研究』といったものもあるが、これらは局部的な研究であることから、今回は見送り、次回に一括して収録することとした。
3の「生計調査関連資料」とは、同潤会の住宅地改良事業の成果の検証のために行った調査資料である。同潤会の住宅供給という物理的な成果物とは異なった重要な成果資料といえる『アパート居住者生計調査報告書』『不良住宅地區改良後に於ける地區内居住者生計調査報告書』を収録した。
4の「文献調査関連資料」とは、同潤会が事業を展開するために収集・分析した文献資料のことで、これは、新しい事業を展開するために有用な直接的な文献資料と今後の事業のあり方・方向性などを探るためのいわば間接的なものに大別される。また、それらは内容から、日本の文献を中心としたものと欧米のものとに分類される。今回は、日本の文献をまとめた『住宅衞生文獻集』を収録することとし、『外國に於ける住宅敷地割類例集』『歐米諸國に於ける最近の住宅建築補助竝金融制度概觀』『歐米の住居法』といった一連の欧米関係資料は、今回見送り、欧米関係資料として次回一括して収録することとした。」

このページのトップへ

□ 同潤會基礎資料III

  • 編集:同潤會
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:2004年
  • 所蔵:全12巻

『同潤会基礎資料資料III』「第1巻 解題 はじめに−集録方針とその内容」から引用
「同潤会の事業の特徴として、単に震災罹災者の救済事業としての住宅供給組織という側面だけに留まらず、新しい事業に関連する様々な調査・分析あるいは海外の事例収集を行い、また、自らの事業を検証するいった側面も同時に備えていたことは既に指摘した。
今回、新たに収録する資料は、まさしく、こうした同潤会の特徴を具体的に示すものであり、その内容から以下のように大別される。
1.建築図面資料
1-1 普通住宅関連図面
1-2 分譲住宅関連図面
1-3 アパートメント・ハウス関連図面・資料
2.調査・分析関連文献資料
2-1 事業・業績関連資料
2-2 調査・分析関連資料
A 海外関連文献
B 農山漁村関連文献
C その他の調査・研究関連文献

このページのトップへ

□ 民俗建築

  • 編集:日本民俗建築学会
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:1986年(1-3巻)・1999年(4-12巻)
  • 所蔵:全12巻

『民俗建築/復刻版』「第一巻 刊行にあたって」から引用
「戦後、庶民生活の歴史を明らかにしようとする気運は大きな高まりをみせた。しかし現実には、敗戦後の混乱の中で民家の修理は怠られ、大きな家は持て余され、売却あるいは破壊の危機に瀕していた。そんな時代の昭和二十五年、戦前の画期的民家研究として高く評価されている『日本農民建築』を著した石原憲治により「民俗建築会」が結成され、同年機関誌『民俗建築』が創刊された。石原は、同会結成に際し自ら会長に就任し、柳田國男・渋沢敬三・小倉強・今和次郎・田辺泰・藤島亥治郎らを顧問として迎え、隣接学問領域を包括したユニークな構想を示した。第一号に会長石原憲治が寄せた「民俗建築研究の任務」と題する一文には「『民俗建築』は、その時代の文化の母体となるべき庶民の生活文化として、その住建築をたずね求めようとするものである。いわば時代の文化を支えている民衆の生活文化としての建築がどのようであったかを探求することである」と、同会の目指すものをうたいあげている。それは、戦前における「民家研究会」の業績をふまえ、新たな民家研究の方向を示すものであった。
その後、「民俗建築学会」と改称したのち、現在は「日本民俗建築学会」として、建築・民俗・生活・家政・地理の諸分野の研究社を擁し、活発な研究活動を続けている。」

このページのトップへ

□ 日本農民建築

  • 編集:石原憲治
  • 出版者:南洋堂書店
  • 出版年:1972年-1973年
  • 所蔵:全8輯

『日本農民建築』「第一輯 解題」から引用
「日本農民建築初版全十六巻の出版は、昭和九年に第一巻が出て、同十七年に再収監をもって完結した。これは大正八年著者が当時の東京帝国大学大学院で研究に着手した際、全国の中等学校三百校に三万枚のカードを送って、生徒に自宅の間取図を描かせる方法を考えた。集まった約九千枚のカードを整理分類してその結果得られた全国民家平面の型式分布の研究に基づいて、引続き右の平面の系統に従って各地を実地に構造と使われ方について、同時に外観と内部の写真を撮影してフィールドウォークを行った結果を総合的にまとめ、研究して府県別に実例に従って記録したものである。本書の各府県の概観の終りに住宅平面図が印刷されているのは、いずれも生徒達の描いた自宅の間取であって、精確に描かれている。
以上のごとくこの著書の資料は主として大正九年頃から昭和十年頃までに調査したものであり、これらをまとめて昭和十一年に論文「日本の民家」を学会誌に発表した。前期のごとく昭和九年に「日本農民建築第一巻」を出版したが、各県の現地調査と資料整理をしながら進めて、ようやく昭和十七年に最終巻が出版された。今度復刻版を出版するに当り、初版を八巻にまとめ、これに前記の全国を総合した論文集を加えて九巻とした。」

このページのトップへ

□ 新都市

  • 編集:都市計画協会
  • 出版者:不二出版
  • 出版年:1996年-1996年
  • 所蔵:1巻〜10巻

『新都市』「第一巻 『新都市』復刻版刊行にあたって」から引用
「一、本復刻版は、『都市公論』の後継誌『復興情報』(昭和20年12月〜同21年12月、戦災復興院)、および『新都市』(昭和22年1月〜同35年12月)を、適宜合本し、復刻した。」

このページのトップへ

□ 区画整理

  • 編集:区画整理刊行会
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:1990年-1991年
  • 巻数:全17巻

『区画整理』「解題・全巻目次 『区画整理』誌とは?」から引用
「『区画整理』という名前の雑誌は、いまも社団法人日本土地区画整理協会から発行されている。ここに復刻された戦前の『区画整理』誌と、性格・内容などに共通する点もあるが、しかし、全く別の雑誌である。
戦前の『区画整理』誌は名古屋にあった土地区画整理研究会が発行した雑誌であり、一九三五年一〇月に創刊され戦争が激化した一九四四年六月号をもって廃刊になった。その期間は、わずか八年余であるが日本近代都市計画史上忘れることのできない雑誌である。」

このページのトップへ

□ 地籍台帳・地籍地図[東京]

  • 編集:地図資料編纂会
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:1989年
  • 所蔵:全7巻(台帳編4巻・地籍編3巻)

『地籍台帳・地籍地図[東京]』「第一巻 復刊にあたって」から引用
「「地籍台帳・地籍地図」とは、「いわゆる公図を縮小編集し、土地台帳に基づく一筆毎の明細を添えた大縮尺の地図帳」と定義され、別名「土地宝典」と呼び慣わされているものである。とりわけ本資料は、各地域の土地所有者名簿を備え、類書のなかでも最も傑出した内容を誇るものとなっている。また、一八七四(明治七)年の内務省達により開始された地籍編成事業との関わりにおいて、これまで不明とされてきた、東京府における事業実施の有無にひとつの示唆を与えるものである。」

このページのトップへ

□ 文化生活

  • 編集:文化生活研究會/文化普及會
  • 出版者:不二出版
  • 出版年:1995年/1997年-1998年
  • 所蔵:全10巻・別冊・付録/全17巻/別冊

『『文化生活』解説・総目次・索引』「雑誌『文化生活』と男性本位のイデオロギー Iはじめに」から引用
「『文化生活』は有島武郎、森本厚吉、吉野作造の三人の男性の啓蒙思想家たちの主導によって、一九二一年から発行された啓蒙的な雑誌である。雑誌『文化生活』に先だって、彼らは文化生活研究会をつくり、講義録の形で『文化生活研究』を発行していた。『文化生活』には『文化生活研究』の広告が載っており、「かかる読者の為に」と題して「□旧い囚はれた生活を改善して新時代に適応する文化生活を楽しまんとする進歩的な一般紳士淑女 □所謂嫁入準備時代中にある高等女学校卒業程度の若き婦人 □健全にして楽しき家庭を作り現代の主婦として退任を全うせんと努力する婦人 □研究心に富みながら種々の事情の為規則正しき高等の学校教育を受けることの出来ぬ篤志家」を対象にするとしている。講義録の執筆者は帝大教授、女子大学教授、女子高等師範教授、文化学院教授そして文学博士、農学博士、法学博士、医学博士、理学博士の肩書きをもつ人たちである。雑誌『文化生活』の執筆者とほぼ重なるから、雑誌の購読者もほぼ同じ設定と考えてよさそうである。
講義録は家庭経営、家庭管理の理念と実践方法、さらに衣食住に関する最新の研究成果を教えることを目的としていた。大学の研究室における研究結果を応用する科学的な家政学の成立を目指したと言ってよいかもしれない。これにたいして、雑誌『文化生活』は、生活の実践方法の探求よりも文化ということばで示したものの内容を検討し充実させることに重きがおかれている感がある。いずれにしろ、広告文からみる啓蒙の対象は「家庭婦人」「主婦」あるいはその予備軍である。読者に男性を排除しているわけではない。内容、文体は女性向きという工夫はなく、じっさいには知識階級の男性向きの難解な文章も多い。むろん執筆者にも女性が混じっている。しかし、執筆者の男性割合はだんぜん大きく、逆に購読者には女性が期待されていたとおもわれる。あるいは啓蒙的な男性が自分の家庭のために読み、妻に教えることが期待されたかもしれない。いずれにしろ、執筆陣と期待された読者の性比がさかさまであることが、啓蒙雑誌たるゆえんである。啓蒙の主体は男性、啓蒙の対象は女性であった。
思想史や女性史研究の上では、『文化生活』は大正期の啓蒙主義運動と、男性本位の「家庭」イデオロギーがもっとも理想主義的に純粋な形で追求されている点で貴重な資料といえよう。ここでは、「家庭」「物的文化生活」「住宅」「産児制限」の四つのキーワードに着目して、『文化生活』を読む入口をさがしてみたいとおもう。」

このページのトップへ

□ 江戸町触集成

  • 編集:近世史料研究会
  • 出版者:塙書房
  • 出版年:1994年-2006年
  • 所蔵:1巻〜20巻

『江戸町触集成』「第一巻 序」より引用
「近世前期から中期までの約百年間の江戸町触集『正宝事録』の第一巻を当会が刊行したのは一九六四(昭和三九)年であったから、既に三〇年を経過したことになる。
[中略]
先ず続編を編纂するための具体的な史料の確認から始めたのは、『正宝事録』と同種の町触史料の多くが寛政ころで終わっており、そのあとをどのように補うかが重要な問題であったからである。結論として、同一年についても複数の史料を併用して内容の充実をはかること、但し史料には町触集や町触留などの未刊史料を使うこととし、全般的な法令集や単独で採録されている町触集は原則として今回は除外することを決めた。旧版の『正宝事録』についてもこの原則を適用して、新史料によって大幅に増補を試みたが、もとの整理番号を併記するなどして旧版の利用者の便宜に配慮したつもりである。また、書名も正保・宝暦という年号に基づく"正宝事録"では、後期までの町触を収録するものとしては適切でないと考えて『江戸町触集成』と改めることにした。そして、先ず第一期として旧版の終年と同じ宝暦五年までを、倍量以上に内容を増補した上、全五巻にまとめて三年間で刊行し、引き続き続編を刊行すべく準備を進めている。」

このページのトップへ

□ 住宅 第1期−第6期

  • 編集:内田青蔵
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:2001年-2003年
  • 所蔵:52巻

『住宅 第一巻』「解題 1 雑誌『住宅』の概要」より引用
「雑誌『住宅』は、改めて詳述する「住宅改良会」という住宅の改良を目的とした組織の機関誌として発行されたものである。その第一号の発行時期は大正五(1916)年八月一日であった。そして、昭和八年(1943)年十二月号までほぼ毎月、月刊誌として発行された。その総発行数は、326号を数える。
発行状況をもう少し子細に見れば、第二号は第一号発行の一か月後の大正五年九月一日に発行されるが、第三号は同じ九月十日に発行されている。この第三号は、第二号が第三種郵便物認可を得ることができなかったために一部を削除して再発行されたもので、内容はほぼ同じものである。そして、認可を得た第三号以降、月刊誌として定期的に発行されることになる。ただ、戦時下の中で休刊とならざるを得なかった昭和十八年(1943)年十二月に至るまでに、二度欠号が出ている。一度目は関東大震災直後の大正十二年(1923)年十一・十二月号の二号、二度目は出版費用の問題のために昭和六(1931)年五・六月号の二号がそれぞれ欠号となっている。それでも、大正五年から昭和十八年までの足かけ28年間の長期にわたって継続的に発行され続けた住宅専門雑誌は他になく、息の長い雑誌であったといえる。
発行部数に関しての正確な記録はない。しかしながら、大正末期から昭和初期に編集を担当していた安藤更正が、「雑誌の部数は平常の月が五千八百だつたが、少し売れさうだと思つた月には六千、特別号は六千五百も刷つて、皆売り切れになつたこともある」(安藤更正「あの頃の思ひ出」『住宅』昭和十年八月号)と述べており、おおよその様子が窺える。また、昭和十五(1940)年に当時の住宅改良会会主(以下、単に会主と記す)であった西村辰次郎が、「私が引き受けた時より今日では五倍の部数になつた」(西村辰次郎「『住宅』創刊25周年を迎えて」『住宅』昭和十五年八月号)と述べており、発行部数がかなり伸びていた様子が窺える。」

このページのトップへ

□ 都市公論

  • 編集:都市研究會
  • 出版者:不二出版
  • 出版年:1988年-1992年
  • 所蔵:全64巻/補巻1/別冊

□ 東京市社会局調査報告書

  • 編集:近現代資料刊行会
  • 出版者:SBB出版会
  • 出版年:1995年
  • 所蔵:全64巻/別冊

□ 東京市・府社会局調査報告書

  • 編集:近現代資料刊行会
  • 出版者:近現代資料刊行会
  • 出版年:1995年
  • 所蔵:全72巻

□ 東京市史稿 市街篇

  • 編集:東京市役所・東京公文書館
  • 出版者:臨川書店
  • 出版年:1993年-1996年
  • 所蔵:第1巻〜5巻・第74巻〜87巻

□ 写真集 よみがえる古民家(緑藻会編『民家図集』の復刻版)

  • 編集:古川修文・永瀬克己ほか
  • 出版者:柏書房
  • 出版年:2003年

□ 木村荘八 東京繁昌記

  • 著者:木村荘八
  • 出版者:国書刊行会
  • 出版年:1987年

このページのトップへ

学位論文

住総研図書室では、学位論文を積極的に収集しています。著者からの寄贈のほか、住宅・建築関連分野の論文については、当図書室から寄贈を依頼し、収集に努めています。
現在のところ、所蔵数は約300タイトルです。図書室蔵書検索で、論文名・執筆者名から検索できます。また、所蔵学位論文・著者順リストをPDF形式で公開していますので、こちらもご利用ください。

学位論文リスト(PDF形式:515KB)
PDFファイルを利用する場合は、Adobe社のAcrobat Reader(Ver.4.0)が必要です。
Acrobat Readerをお持ちでない方は、Adobe社のサイトからダウンロードしてください。

Get ADOBE READER

このページのトップへ