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第39回住総研シンポジウム

東日本大震災復興支援事業
平成26年度重点テーマ「作られたものから作るものへ」−主体形成としての住宅 連続シンポジウム第1回
住まいの主体性とは
−「おや?」の契機としての事象 終了しました。
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※当シンポジウムは継続職能研修(建築士会CPD)認定プログラム(3単位)です。

高度消費社会の時代、「生産−消費」の巨大市場システムに埋没し、主体が希薄になっているのは住まいの状況でも同じではないかという問題意識から「住まいの主体性」を考えてみたい。そのために「作られたものから作るものへ」という西田幾多郎のテキストを参照した。しかし、「なぜ作る?作る時代は終わった」という誤解(ハードのことを指すのではないのだが)をはじめ「昔が良かったというステレオタイプ的考えはおかしい」、「日本にはもともと主体性はなかったのではないか?」等の見方もあり、いまだ混沌とした渦が巻いている。
技術をはじめ様々な進歩は否定されるものでもなく、また過去に戻れということでもないが、このテーマの背景は、今を生きる我々が未来を見つめる時に、もういちど住むという根源(それは“「場所」に存在を関係づける、生きる主体的行為”)に立ち返り、主体性を発揮する道を見つめ直すべきではないかとの疑問にある。今年度の住総研シンポジウムは全3回を予定しているが、第1 回目ではそんな住まいの主体性について、「おや?」といったん立ち止まって考える機会を与えている事象について議論を行う。

主催:一般財団法人住総研

日時 2014年7月16日(水)
シンポジウム13:30〜17:00
会場 sonorium(東京都杉並区和泉3-53-16)
京王井の頭線永福町駅(北口)徒歩7分、東京メトロ丸ノ内線方南町駅(1番出口)徒歩10分
参加費 一般1000円 学生500円(当日会場でお支払い)
※参加費はすべて東日本大震災復興義捐金として被災地にお送り致します。
定員 100名(申込先着順)

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シンポジウム

主旨説明・司会 木下勇(千葉大学大学院/住総研研究運営委員会委員長)
講演 1 池田秀紀(暮らしかた冒険家)
2 小林崇(ツリーハウスクリエイター)
3 馬場未織(建築ライター)
コメンテーター 村田真(日経BP社建設局編集委員)

※講演者等は変更になる場合がございます。

申し込み (申込締切 7月10日(木))

フォームまたはFAX(03-3484-5794)にてお申込下さい。

問合せ

一般財団法人住総研
e-mail sympo@jusoken.or.jp
〒156-0055 東京都世田谷区船橋4-29-8
TEL:03-3484-5381 / FAX:03-3484-5794

チラシのダウンロード

平成26年度住総研では、“「作られたものから作るものへ」−主体形成としての住宅”を重点テーマとし、様々な活動を行います。研究助成の他、年3回(予定)のシンポジウムに加え、当財団図書室でも関連資料を揃えております。

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