第37回住総研シンポジウム
東日本大震災復興支援事業
平成25年度重点テーマ「『一般市街地』のすまいと居住を再評価する」連続シンポジウム第1回
「まちなか居住」の魅力を考える
−持続可能な都市住宅地のあり方を考える− 終了しました。
高度経済成長期以降、大都市圏では郊外部での大規模団地開発や都心や駅前での再開発や高層・超高層住宅の建設が進められました。これら計画的に開発された住宅地に対して、小中規模開発が無計画に積み重なってできた一般市街地は、建て方や用途の混在が進み、まちなみ・景観という点からも問題視されてきました。しかしながら住宅地の持続可能性という現代的視点からこれら一般市街地をみると、実に多くの人が暮らしており、空間更新の柔軟性、居住世帯の多様性、生活利便施設との近接性など、居住地としての「すみよさ」が再評価されつつあります。関西のこれら一般市街地を「まちなか」とよべば、そこにおける「すまいと居住」を新たな視点から見直せるのではないかという思いをもって、本シンポジウムを企画しました。
主催:一般財団法人住総研
日時 | 2013年7月5日(金) ■シンポジウム13:30〜17:00 |
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会場 | 大阪市立住まい情報センター ホール | |||
定員 | 150名(申込先着順) |
シンポジウム
主旨説明・司会 | 森本信明(近畿大学名誉教授・住総研研究運営委員会委員長) |
講演 | 1 角野幸博 関西学院大学総合政策学部教授 まちなか化による郊外の再生 |
2 谷直樹 大阪市立大学名誉教授、大阪くらしの今昔館館長 いきている長屋ぐらし−路地・つきあい・地蔵盆− |
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3 坂本昭 建築家・近畿大学建築学部特任教授 まちなかに暮らす−現代のまちなか居住− |
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4 市川禮子 社会福祉法人きらくえん理事長 まちなかでの高齢者の豊かな暮らし −地域の中でひとりの生活者としての暮らしを築く− |
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パネルディスカッション 質疑 |
申し込み (申込締切 7月1日(月))
フォームまたはFAX03-3484-5794でお申し込みください。
問合せ
一般財団法人住総研
e-mail sympo@jusoken.or.jp
〒156-0055 東京都世田谷区船橋4-29-8
TEL:03-3484-5381 / FAX:03-3484-5794
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平成25年度住総研では「『一般市街地』のすまいと居住を再評価する」を重点テーマとし様々な活動を行います。研究助成のほか、年3回のシンポジウムに加え、当財団図書室でも関連資料を揃えております。