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第87回すまいろんシンポジウム 2017年4月4日(火)17:00~20:00

『猫と犬との住まい』 終了しました

猫や犬が「家族」や「子ども」と呼ばれるようになってから月日は流れた。猫や犬の家族化が進み、人間の家族や仲間と同じように彼ら・彼女らと共に過ごす人が増えている。いわゆるペットブームがあり、昨今の猫ブームが起きたあと、彼ら・彼女らはどうしているのだろうか。

2003年に内閣府が行った「動物愛護に関する世論調査」によると、犬や猫を飼う理由が、「役立つ」という回答は1983年の13.9%から2003年の9.9%に減り、「気持ちがやわらぐから」という回答は1983年の19.4%から2003年の47.9%へ大きく伸びている。防犯のための番犬や、紙や穀物を守るねずみ取りの猫といったイメージは消えつつある。

2013年に一般社団法人ペットフード協会が行った「全国犬・猫飼育実態調査」によると、全国で2061万頭(犬1087万頭+猫974万頭)の犬や猫が1415万世帯(約4世帯に1世帯)によって飼われている。総務省統計局によると、2013年4月1日の人間の子ども(15歳以下)の数は1633万人(男子836万人、女子797万人)で、日本には人間よりも多い猫や犬の“子ども”たちがいることになるのだ。

猫と犬が暮らすさまざまな住まいから、まだまだ発展途上の猫と犬の住まいを省みつつ、人間の抱える問題も見つめながら、いま、求められ、生み出すべき「猫や犬との住まい」を考えたい。


企画:いしまるあきこ(いしまるあきこ一級建築士事務所)、三浦研(京都大学教授)

主催:一般財団法人 住総研

第87回すまいろんシンポジウム 『猫と犬との住まい』

主催
2017年4月4日(火)
17:00~20:00
日時
無料
参加費
50名(先着順)
定員
三浦研氏(京都大学教授)
注意事項
奥野卓司氏(関西学院大学 教授/人類学者)「家族の中のペットの意味」
山田昌弘氏(中央大学 教授/社会学者)「猫と犬との家族論」
金巻とも子氏(かねまき・こくぼ空間工房/建築家)「猫と犬の住まい」

※講演者等は変更になる場合がございます。
主題解説
いしまるあきこ氏(いしまるあきこ一級建築士事務所)
申し込み (申込締切3月31日(金))
フォームよりお申込下さい。
フォームまたはFAX(03-3275-3079)にてお申込下さい。
※締切後のお申込の場合、受付名簿に反映されない場合がございます。
問合せ
一般財団法人 住総研
e-mail sumairon★jusoken.or.jp (★は@(半角)に変えて下さい。)
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-12-2 朝日ビルヂング2階
TEL:03-3275-3078 / FAX:03-3275-3079

このシンポジウムの内容は、2017年8月発行予定の『すまいろん』(No.101)に掲載予定です。

会場

AGC studio(東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館2階)

東京メトロ銀座線京橋駅(4番出口)すぐ

都営浅草線宝町駅(A5出口)より徒歩1分

東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅(7番出口)より徒歩4分

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