2017実践研究報告集統合版
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原発被災地域の⼤量空きストク実践研究報告No.1618 原発被災地域の⼤量空きストックの利活⽤に向けた実践的研究―⼈⼝激減と居住概念の変化に対応する新マネジメント⽅法の構築―原発と津波の複合被災によって居住者がゼロになった福島県南相⾺市⼩⾼区においては、帰還の⾒通しが⽴ちにくい時期が⻑く、⼤⿅島建設株式会社(*1東京⼤学⼤学院⼯学研究科修⼠課程)/⿊本剛史川⽥さくら、太⽥慈乃、益⾢明伸、窪⽥亜⽮*1:申請時の所属量の空きストックが⽣じた。しかし、避難指⽰解除となった現在に⾄るまでの間には、被災者⾃⾝による住⺠らの交流の場づくりや地域のニーズを把握した外部⽀援者らの利活⽤など、空き家や空き地を利活⽤する多様な取り組みが⽣じている。いずれの段階においても、不動産所有者と利活⽤の担い⼿をつなぐチャネルや柔軟な資⾦が重要となる。ひだまり農園住総研 実践研究報告集 No.44, 2017年版 普及版 22

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