2022実践研究報告集No.2122
8/14

 利用目的については,工房利用が9件と最も多いが, オリジナル家具製作,スツール製作体験が4件ずつ,DIY相談も3件あり,設定した全てのサービス内容に需要があることがわかった(表3-8)。  DIY Standを知った経緯(表3-6)については,利用者の6割が階段掲示板で知ったとあり,この方法が 利用者 見学者 全体 利用者 見学者 全体 団地内の広報として有力な方法であることがわかった。通りすがり 14 男性 18 また見学者のほとんどが通りすがりで,利用者の中に階段掲示板 14 女性 22 も通りすがりによる者がいたことから(表3-6),DIY 構内掲示板 1 40 Standの開放的な立地と構えが功を奏したと考えられる。0 HPなど 4 個別周知 写真3-4. 木陰下の作業スペース表3-4. 訪問者リスト写真3-5. 寛げる大テーブル写真3-6. 防音ブース内部男性 女性 プレイベント 0 利用者 見学者 全体 ※利用者中プレイベントに訪れた者もいるが,階段掲示板で知通りすがり って訪れたためカウントしていない。 階段掲示板 構内掲示板 HPなど 個別周知 プレイベント ※利用者中プレイベントに訪れた者もいるが,階段掲示板で知って訪れたためカウントしていない。 表3-5. 訪問者の男女比 (件数) 利用者 見学者 全体 合計 表3-6. 情報を得た経緯(件数)(リピーター除く) 表3-5. 訪問者の男女比 (件数) 合計 表3-6. 情報を得た経緯(件数)(リピーター除く) 6 12 18 14 8 22 20 20 40 10 12 5 8 1 20 0 2 4 6 9 14 0 20 0 2 ※0 0 10 4 14 9 5 14 0 1 1 0 0 0 2 2 4 ※0 0 0 親子 単身 60代- 単身 40代-50代 単身 20代-30代 大学生 オリジナル家具製作 スツール製作体験イベント 工房利用 DIY相談 表3-7. 利用者の属性(組数) 表3-8. 利用者の利用目的(件数) 5 2 3 1 1 合計 12 4 4 9 3 合計 20  予想では日曜大工に強い中年以上の男性群も関心が高いだろうと予想していたが,一組のみ見学に訪れただけであった。また,月一回でたった4回の開催にも関わらずリピーターが現れたのも特徴的であった(表3-4の利用者No.1,2,23)。3.2 ワークショップの評価3.2.1 参加者の属性と利用目的 訪問者は全体で40件あり,そのうち半数が利用者となった(表3-5)。利用者の7割は女性であった(表3-5)。 利用者の属性については,4割が親子,そして単身の利用者は20-60代と幅広く,多様な世代がDIYに関心を持っていることがわかった(表3-7)。

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る