2021実践研究報告集NO.2026
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+44m±01.活動の概要1.1研究の背景と⽬的⻑崎市は古い市営住宅の住棟の建替を順次⾏うため,対象住棟を政策空き家に指定し新たな⼊居応募を中⽌しているが,住⺠の⾃然な退去はあまり進んでいない。「⾼齢者や⼦育て世代のニーズと⽣活サポートの把握」「⾃然災害に対して安全性の向上」など,事前に様々な学術的な研究や検討を⾏うことその調査結果⻑崎市は我が国の代表的な斜⾯市街地であり,本研究対象の⽇⾒地区も敷地全体が斜⾯地にある(図1-3)。表1-1⽇⾒地区⻑崎市営住宅の概要所在地:長崎市宿町215 他(大学より徒歩15分程度)建設年度和年度成年度+44+36+30+27+48様々な学術的な研究や検討を⾏うこと,その調査結果を建替えの住棟プランに活かすことが必要であると提案し,市の重点プロジェクトの1つ「住みよかプロジェクト」として実施されることとなった。住宅団地は全部で44棟,敷地周辺には国道が通りバス停がある(図1-1,表1-1,図1-2)。建設年度:昭和38(1963)年度~平成4(1992)年度敷地面積:60226.47㎡建築面積:10976.09㎡延べ面積:56773.72㎡棟数:44棟戸数:854戸構造:RC壁式,SPCラーメン造,RCラーメン造階数:3~12階住戸面積:37.64~70.80㎡間取り:2DK~4DK+12+10+22+1427+48+55+60+22+17±0+27+14+26-1+1+5+6+2-2図13⽇⾒地区市営住宅敷地の⾼低差図1-3⽇⾒地区市営住宅敷地の⾼低差日見大曲前既存住棟バス通り既存住棟バス通りバス停図1-2団地の地区・住棟情報日見大曲前宿町団地前バス通りバス停バス停特別養護老人ホーム八坂神社前学童団地全体が斜面地にあり高低差のある階段が多い図1-1⽇⾒地区⻑崎市営住宅の周辺

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