2019実践研究報告集NO.1824
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実践研究報告No.1824 地域善隣版モクチンメソドの地域善隣版モクチンメソッドの開発・実装―⽣活困窮者の住まいの質的改善をめざして―本実践活動の⽬的は,住宅確保要配慮者が良質な住宅に居住し安⼼して⽣活できることを実現するための<地域善隣版モクチンメソッド>を確⽴することである。本活動では,第⼀に家主や居住⽀援団体等の関係者にヒアリング調査を実施し第⼆に既存住宅改修明治⼤学教授/園⽥眞理⼦連勇太朗、川瀬英嗣援団体等の関係者にヒアリング調査を実施し,第⼆に既存住宅改修のためのデザインツールである<モクチンレシピ>をより付加価値の⾼いものに洗練・拡充し,第三に2物件の改修を実践した。その結果,社会・地域の認知度,改修資⾦,ソフト・ノウハウのマネタイズ化,ステークホルダー間の連関性の⽋如が本課題のボトルネックであることが判明した。これを踏まえた今後の展開として居住⽀援団体向けの新たなサービス事業の⽴上げを準備している。図3-1新規開発で検討されたレシピの事例

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