2018実践研究報告集NO.1723
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■まちかどマルシェ6回目■まちかどマルシェ7回目■まちかどマルシェ7回目写真3-7育児真っ只中のママさんたち写真3-9開催日の公園の様子写真3-8店舗入り口に映画上映会のポスター開催日開催場所来場者数出展団体出展内容売上開催時間104,600円(ここからまちかど基金に一部拠出)野菜販売なし手作り作品の販売、手作り品制作ワークショップ、カラーセラピー、リラクゼーションコーナー、写真撮影会、まちかどライブラリー、まち案内コーナー、介護相続井戸端会議、まちかどカフェ(試飲試食)、じもたんキッズ一押し文具販売、じもたんキッズ制作冊子販売2018年10月10日(水)快晴宮崎台おちば公園10時~17時 (午前7~10時他団体による朝企画)350名程度(子供へのアンパンマンティッシュ配布数176より推計)8団体延べ21名会った。小地域でのコミュニティ作りにおいて,町内会や自治会などの伝統的な地縁組織と新たな市民活動団体が,公園という共通の基盤で協力しあえる関係性を構築できる可能性が見えた。また今回のマルシェには近隣のセレサ川崎農業協同組合の店長が来場,店舗前に大きな駐車場があるが埋まらないし,若い人が少ない。町内会に相談したところ,まちかどマルシェを紹介されたと言われた。ターゲットにしたい年齢層のお母さんたちが多くマルシェに可能性を感じられたようで,企画中のマルシェサミットにお誘いしたところ,当日参加された(10月26日開催)。また,公園で普段見かけない背広姿の男性数名に気付き声をかけると,近くの信用金庫の職員の方たちだった。その後戻られて,今度は上司を連れて来場。子どもへのアンパンマンティッシュを500個寄付してくださった。さらに,マルシェ前日には,まちかどマルシェを複数回取材しているタウンニュース記者から,区内の聖マリアンナ医科大学病院が昨年度より,病院を地域に開放するオープンホスピタルというイベントを開催しており,タウンニュースに参加市民活動団体の照会があったので,まちかどマルシェを紹介したと連絡が入った。物品の販売はできないので,マルシェ当日にこがも会,じもたんキッズ,宮前まち倶楽部で相談し,一つのブースに3団体で参加することにした(11月3日に実施)。その他にも,市内の耕作放棄地で市が実験的に作っているかぼちゃピューレを使ったパンの試食会を行った。またもう一つの特筆すべき出来事は,まちかどマルシェ開催日の早朝に,他の団体によって新たな取組が行われたことだ。隔週で早朝散歩と清掃をしているグループで,自分たちも公園を活用して地域の人に働きかけたいと,マルシェの朝企画として,公園清掃と朝カフェ,さらにその団体の子育てカウンセラーによる子育て青空勉強会も開催された。当日は小さな朝カフェが登場,清々しい空気のなか,気持ちのいいマルシェがスタートした。公園はどこにでもある空間だが,それが本当に活用されているかどうかは疑わしい。まちかどマルシェを開催しているおちば公園も,平日の午後3時以降は,幼稚園児を連れてママグループが立ち寄り賑やかになるものの(写真3‐9),午前中は静けさに満ちている。■まちかどマルシェ8回目おちば公園での開催も3回目になり,町内会の掲示板へのチラシ掲載の許可が出た。町会の様々な催しに参加し,賛同者を増やすよう心掛けた。7月には町会の広報担当委員の英断もあり,町内会広報誌にまちかどマルシェの様子が掲載された。9月1日には町内会長をはじめとした町内会メンバーとの懇談会を開催し,相互協力することの意義をご理解いただいた。掲示板に貼りに歩き,当日は実際に町内会の掲示板を見てきましたという,乳児を抱えたお母さんなど数人に出表3-6まちかどマルシェ8回目の要点

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