2018実践研究報告集NO.1723
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公園を活⽤した住⺠主体のコミュニティプラットフォーム―川崎市宮前区を対象地とした「まちかどマルシェ」の実践―宮前まち倶楽部代表/辻⿇⾥⼦渡邉秀樹、藤牧功太郎写真1-1気仙沼鳥瞰写真写真1‐1 <内ヶ原の家>外観実践研究報告No.1723 大都市郊外のベッドタウンの典型的地域である川崎市宮前区において,公園等の公共空間で住民主体のコミュニティプラットフォームによる「まちかどマルシェ」を展開した。活動の狙いは,公園の新たな活用方法を見出し,地域活動団体の活性化,社会的包摂力を醸成することである。公園などの公共空間で8回のまちかどマルシェやまちかどライブラリーを行い、参加者相互の交流,プラットフォームの拡充,行政等他セクターとの連携など一定の成果を得たことにより,公園が人々の「つながる」ニーズを実現する社会的ハブになる可能性を見出した。本実践活動は,郊外住宅地の重要課題であるコミュニティ再生の方法を模索するためのケーススタディである。写真3-5 ゆっくり話す

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