2017実践研究報告集NO.1619
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4.活動時期照明設置活動は、2016年と2017年の2回に分けて⾏った。第⼀回⽬は、2016 年8 ⽉に28⽇間に渡って点灯した。第⼆回⽬は、2017年3⽉から50⽇間に渡って点灯した。第⼆回⽬は、⼋⽇町商店街とその周辺だけを対象とした。写真4-1に住⺠への説明⾵景、写真4-2に設置⾵景、図4-1に住⺠に提⽰した照明の設置イメージ図を⽰している。点灯時間は何れも18時から明朝5時までである。実験期間中は既存の9灯の防犯灯は光⾊を⽩⾊から電球⾊と変更した表41に実験時の光源概要消費電⼒全光束光⾊を⽩⾊から電球⾊へと変更した。表4-1に実験時の光源概要、消費電⼒、全光束、平均照度を⽰す。新設した光源の多くは⼀般⽩熱電球(クリア球)20Wや電球型蛍光灯11Wであり、樹⽊などのライトアップには15WのLED投光器を⽤いた。景観的なまとまりを形成するために全て電球⾊に統⼀している。図4-1住⺠への照明設置イメージの説明資料な光をファサードに設置した。避難経路となる五⼗鈴神社の階段。階段上にある樹⽊を⾼台の⽬印としてライトアップしている。昭和初期の古い建物が残る⼋⽇町商店街。かつての気仙沼らしさが感じられるような光をファサードに設置した。地域住⺠へのヒアリング・⼊沢住宅街の街並みを表出させ、同じ光源タイプで避難経路となる階段を分かりやすく照明した。⼋⽇町商店街に隣接する避難経路とその正⾯にある教会のライトアップ。⾼台への避難の⽬印となる。写真4-2照明設置⾵景表4-1照明器具表住総研 実践研究報告集 No.44, 2017年版 普及版 37

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