2017実践研究報告集NO.1619
3/10

写真4-2照明実験実施中の夜間⾵景五⼗鈴神社への光の設置によって避難路(階段)と、沿岸部からの海の認識を向上させた。が考慮されることはほとんどない。筆者らは東⽇本⼤震災以降、岩⼿県釜⽯市⽂2)と陸前⾼⽥市⽂3)、福島県いわき市⽂4)において、避難誘導と地域の安⼼感をもたらす照明⼿法を提案し、実践を積み重ねてきた。地域の⾵景を継承するという観組が観点では、いわき市での取り組みと類似しているが、気仙沼は湾を囲むように街が形成されており、この沿岸部の⾵景を夜間に可視化することを住⺠協⼒で実現しようとすることに特徴を持つ。現状の夜間景観図1-1気仙沼の地形を活かした避難照明の考え⽅地形を活かした光環境の計画住総研 実践研究報告集 No.44, 2017年版 普及版 33

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る